マウスピース矯正の特徴
01装置が目立たない
従来の矯正治療では、金属製のブラケットやワイヤーを歯に装着するため、見た目が気になるという方が多くいらっしゃいました。特に、人前に出る機会が多い方や、接客業などのお仕事をしている方にとっては、装置が目立つことが大きな悩みでした。しかし、マウスピース矯正は、透明に近いアライナーを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。そのため、周囲の人に気づかれることなく、自然体で矯正治療を進めることができます。
02治療中の痛みや違和感が
少ない
アライナーは装着中の痛みや違和感が少ないのも大きな利点です。金属製の装置では、口内を傷つけたり、口内炎ができたりするリスクがありました。しかしアライナーは、医療用プラスチック製なので、そのような心配がありません。また、段階的に歯を動かす設計により、従来の矯正方法に比べて痛みが少ない点もメリットの一つです。
03取り外し可能で衛生的
マウスピース矯正に使用するアライナーは取り外しが可能です。食事の際や歯磨きの時は、アライナーを外すことができるので、装置に食べかすが詰まる心配がなく、歯磨きも普段通りに行えます。矯正装置を使用することで虫歯のリスクが高まるといったデメリットを解消しています。
04通院回数が少ない
歯列矯正には、毎月の通院が欠かせないというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、従来のブラケット矯正では、毎月ワイヤーを交換するために通院する必要がありました。
しかし、マウスピース矯正なら、頻繁な通院は必要ありません。なぜならマウスピース矯正においては、あらかじめコンピュータ上で歯の動きをシミュレーションし、プログラミングしているからです。
そのため、歯の移動が順調に進んでいる場合、2~3ヶ月に一度の通院で問題ありません。もちろん、歯の移動状況によって通院間隔は調整いたしますが、従来の矯正治療と比べると、通院の負担が大幅に減っています。
治療の流れ
- Step01
カウンセリング
カウンセリングにおいては患者さまのお悩みをお伺いします。そのうえで歯並びや噛み合わせの状態を診査し、マウスピース矯正が適した治療法かどうかを判断するのが特徴です。特別な問題が無い場合、治療期間や費用の目安、マウスピースの種類などについてご説明いたします。
- Step02
精密検査・診断
矯正治療を希望される方や、より詳細な診断を希望される方には、レントゲン撮影や口腔内のスキャニングなどを行います。歯並びだけでなく、顎の状態も詳しく把握することを心がけています。
- Step03
治療計画立案・説明
検査結果をもとに、詳細な治療計画を立案いたします。治療のゴールや、そこに至るまでのプロセスを丁寧にご説明し、患者さまのご納得を得た上で治療を開始いたします。
- Step04
マウスピース作製
治療計画に基づいて、マウスピースを作製します。当院では、デジタルデータをもとに、患者さま一人ひとりに合わせたマウスピースを作製しています。
- Step05
矯正治療開始
マウスピースが完成したら、いよいよ治療開始です。マウスピースは必ず1日20時間以上装着してください。1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、段階的に歯を動かしていきます。
- Step06
保定
歯並びが整ったら、保定期間に入ります。矯正治療で整えた歯並びを維持するために、1~3年ほどリテーナーを装着していただきます。歯並びが元に戻るのを防ぐためにも必ず装着を続けることを心がけてください。
デジタル印象法(型取り)
当院では、最新の口腔内スキャナーを導入し、デジタル印象を行っております。
デジタル印象とは、口腔内スキャナーを使って歯型を取る方法のことです。従来の型取りでは、口の中に印象材を詰めて型を取る必要がありました。しかし印象材の圧迫感や、味、におい、型取り時間の長さなど、患者さまにとって負担の大きい方法でした。そのようなリスクを最小限に抑えられるのがデジタル印象法のメリットです。
ただし、口腔内スキャナーによる型取りは保険の適用外のため、自費診療となります。また、どなたでも口腔内スキャナーで型取りができるわけではなく、症例によっては従来の方法での型取りとなりますので、あらかじめご承知おきください。
マウスピース矯正の詳細
治療期間・回数
- 治療期間
- 1~3年
※症例により変動します。 - 治療回数
- 8~36回
※治療の経過により変動します。
費用
※費用は税込み表示です。
-
マウスピース矯正 ¥275,000
※治療期間により、費用は変動します
※上記に加え、初再診料¥1,100が必要です。
マウスピース矯正の注意点
- 保険適用外の自由診療です。
- 症例によっては適応できません。
- 1日の中で決まった時間装着しないと効果が得られず、治療期間も長引くことがあります。
- 装着しない期間が長くなり歯並びがずれると、再度マウスピースの作製が必要になることがあります。
マウスピース矯正の症例
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